「ふたつよいことさてないものよ」
【ひとつよいことがあると、ひとつ悪いことがあるとも考えられる】という意味だそうだ。
たとえば、宝くじで1等に当選した。
高額な当選金を得るという嬉しいことが起こると同時に、
たかられたり妬まれたりするかもしれないし、
あまりの高額なお金を持つことで不安を抱えるかもしれない。
この言葉のミソは、「…あるとも考えられる」ということ。
これを理解しておくと、万一の備えも事前にでき、
逆に悪いことが起こっても、同時に良いこともあるはずと新しい世界が見えてくる。
そんな学びになることが詰まっているのが【こころの処方箋】という河合隼雄さんの本。
河合隼雄さんは、元文化庁長官で、臨床心理士の資格整備に貢献したすごい人。
平成10年に発行された本ながら、色褪せることのない読みやすく学び多き名著。
【こころ-え】では、月2回、この【こころの処方箋】を使った読書会を開催♪
1回につき、ゆっくり2つの章(8ページ)を読み込んで、みんなで感想をシェアしあう会♪
次回は今週末、8/17(土)朝10時~11時半♪
一緒に学びを楽しく深めるお仲間募集中です♪