人と比べるということ
私は、「他人と自分を比べる」ことを人生でずっと続けています。
でも、その中身は数年前から別物になりました。
昔は、人のいいところを見ては、「あの人に比べて自分は何てダメなんだ」と自分を傷つけていました。
たとえば、自分より人の気持ちを察するのが上手な人を見て、「自分はなんて鈍感なんだ」と自己嫌悪に陥る。
人と接するごとに自分が傷ついていく人生はとても辛いものでした。
今は、「あの人はどうして人の気持ちを敏感に察することができるんだろう?」と相手が心掛けていることに興味を持つようになりました。
「同じ人間なんだから私も察し上手になれるはずだ」「あの人のマネできる素敵なところはどこだろう?」と考えるようになりました。
モチベーションが上がり、なりたい自分に近づいていける。
同じ「比べる」行為であっても、こうも変わるんだなと自分で驚きです。