「自分を満たさないと周りは満たせない」
私にとってこの言葉は、「そうだよな」と思う側面と、「ハードル高いな」「逆でもいいんじゃない」の3つの側面があります。
「最初に自分で自分を満たさないといけない」、と受け取ってしまうとハードルが高いと感じるのです。
私は、満たされない人生を30年以上続けてきました。
自分を満たすなんてことは考えたこともなかったですが、間違いなく満たされてはいませんでした。
33歳までずっと友達がいなくて、「優しく接してくれる人がいたらいいのにな」と幻想の中で生きていました。
たまに満たされるときと言えば、「店員さんが笑顔で微笑んでくれた時」など、周りの人に助けられてでした。
人に満たしてもらって、ようやくエネルギーが生まれていたのです。
自分で満たせないからすぐにエネルギーが枯渇して、落ち込んだまま這い上がれない人生でした。
でも、今は、落ち込んでも這い上がるのが早くなりました。
嫌なことを引きずらないようにもなりました。
どうして変われたのか?
最初の一歩は、「人からもらうエネルギーの数と量を増やした」からだと思います。
自分にエネルギーをもらいたくて、「頑張って相手をほめていたこと」、「無理して笑顔を振る舞っていたこと」がありました。
過去の私は、見返りを求めて行動していたと思います。
でも、動機が何であれ、結果として私はお返しとして、人から自分のいいところをたくさん教えてもらい、笑顔を振りまいてもらえました。
そうすると元気が出て、自分にもいいところがある気がして、結果、自分で自分を満たすこともできるようになりました。
人によって様々な変化の軌跡があるでしょう。
落ち込んだところから立ち直ったストーリー、どん底から這い上がったストーリー、人が知りたいのは「方法論」ではなく、「変化の軌跡」なのかもしれませんね。
コメント
Thank you for your comment.
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