伝えて届くもの、伝えなくても伝わるもの🌈
私は、よく周りを観察する人だ。
「一声かけたい」と思う人がいても、他の人と楽しそうに話していたり、忙しそうにしていたら、声掛けを見送ることがままある。
今までは、それが相手のことを考えている行為だと思っていた。
けれども、最近は、自分が忙しくしているとき、誰かと喋っているときでも、声を掛けてもらう機会がとても多くなった。
そのときの私の感情は、多少の余裕のなさを大きく上回る「嬉しい」「ありがたい」「幸せ」な気持ちだった。
声を掛けてくれたみんなに共通しているのは、笑顔やさりげなさ、会話を遮らない一言だった。
声掛けの中に、「邪魔しないように」とみんなの気配りが自然と感じられた。
本当に相手のことを思うってことは、こういうことなんだなと感じた。
好意は表に出さないと伝わりにくい。でも、心配りは表に出さなくても伝わる気がする。